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SOSUKE便り vol.1

「ロストックの生活がスタート」

 

7月から北ドイツのサッカークラブFC Hansa Rostockと契約が決まりました。FC Hansa Rostockは、1965年に形成されメルン州の都市ロストックを本拠地とします。現在ブンデスリーガ3部のクラブです。過去にはブンデスリーガ1部(1999-2005)(2007-2008)に参入していた北の名門クラブ。そして僕は、そこのセカンドチームでプレイしてトップチーム昇格を目指し新たな人生に向かっているところです。

 

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さて、ロストックに来て一ヶ月が経ち、沢山の経験をしました。その中での重大事件です。僕がドイツで滞在するためには、ワーキングホリデーVISAを取得しないといけないのです。僕はクラブの監督とVISAに必要な書類を集めロストックの市役所外人局に提出をしました。基本ワーキングホリデーVISAは、指定された書類が揃っている限り一日でおりるようになっています。しかし書類が揃っているにも限らずおりなかったのです。職員に「なぜ?」と理由を聞いたらロストックでのワーキングホリデーは初めてで外人局の職員達も分からないから調べる必要があると言われびっくりです。今日、VISAが取れなっかったら選手登録ができない?8月から始まるリーグ戦にでることができない?何としてでも今日取れるようフランフルトの代理人に連絡をしました。僕の代理人は、頼りになるヒュッテ弁護士、VISA関係に対してはとても詳しい。直ぐにロストックの外人局に連絡して、職員に1からワーホリ事務処理の勉強会です。しかし、VISAが取れることは決まったのに、許可が降りるのに3日かかると言われ、もう代理人ですらどうすることもできない。僕からしたら初体験で市役所職員よ”勉強しとけよ!”と思ったが、今思えばロストックでのワーキングホリデーでを取得する日本人初第1号ですね(笑)歴史に残る人物となった!(胸を張る)とは言え3日後だと選手登録が間に合うかわからない長い3日間が過ぎました。困った時、日本からの訪問者が現れました。僕にまたまた味方が出現!相談するとなんとびっくりマジック登録がスムースにできるよう日本に国際電話で速効の助言をして頂きました。この日、練習試合でゴールも決まり8月のリーグ初戦に間に合いそうだ。

 

今回の経験で感じた事は、まず言葉が喋れないとなにもできない。言いたいことも言えず後回しせれるということ。そして協力してくれる人達が居るという事を改めて感じた。もし一人だったらドイツで滞在することもできないし、もちろん試合にでることもできない。だから今まで関わってくれた人、そしてこれから関わる人に心から感謝したいと思った。そして最後にいつも支えてくれている父と母そして姉、ありがとう。

 

っていうわけで8月のリーグ戦に向けて頑張っていきたいと思います!

 

SOSUKE 11

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木村聡介
石川県金沢市出身
今シーズンよりドイツブンデスリーガ3部「FC Hanase Rostock」セカンドチーム所属