Vol.8 翔子便り ペット先進国ドイツ
みなさんこんにちは!翔子です!
ドイツは、「ペット先進国」などと呼ばれるほど、ペットに対する意識の高い国だということを知っていましたか?
ドイツに来てから、犬と一緒に散歩している人がなんだか多いなとは感じていたのですが、犬好きな人が多いのかな〜とただそう思っていました。
しかし、電車に犬と一緒に乗っている!レストランで犬と一緒に食事している人が多い!こんな風景をよく見かけるようになり、気になって調べてみることにしました。
ドイツでは、犬がかなり身近な存在で、一部の施設では出入り禁止ではあるものの、公共交通機関、カフェ、デパートにも出入り自由で、中には学校内にも連れて行くことがあるそうです。また、ノーリードで散歩している犬もよく見かけます。これは「行き届いたしつけ」によるものです。飼い主の義務として、子犬の頃から徹底したしつけがされています。なので、吠えている犬や、飼い主の言うことを聞けない犬を見たことがほとんどありません。
ドイツでは犬を飼育する場合の動物保護法や保護条例が厳密に制定されています。ゲージの大きさ、リードの長さ、留守にして良い時間など細かいところまで定められています。また、犬を飼いたいと思った場合、犬の飼い方についての説明が時間をかけて行われたり、飼い主として適性と判断されるまで、犬を迎え入れることができません。そして飼い主の義務として一番大きいのは、犬税の納税も義務とされています。
ドイツではペットの殺処分がないことも、ペット先進国と呼ばれる理由の一つだと思います。ドイツでは「ティア・ハイム」という保護施設があります。ここでは、劣悪な環境にいる動物や手放された動物を保護して、里親募集も行っています。ドイツのペットショップでは、犬を含む動物の販売が出来ないので、このティア・ハイムから譲りうけるのが一般的となります。(ペットショップで販売しているのは、餌やおもちゃのみだそう。ドイツの方々が日本のペットショップを訪れたら、きっと驚かれますね)このような保護施設の充実により、ドイツでは犬の殺処分がありません。
一枚目と二枚目の写真は、私が以前まで暮らしていたシェアハウスの大家さんが飼っている犬です。ユナです。とても人懐っこくて、初めて会った時から直ぐに仲良くしてくれました。本当に可愛い子なんです。私のスリッパやマッサージボールを度々くわえて持ってかれましたが(笑)
三枚目の写真は、電車でお利口さんに乗っている犬の様子です。ほとんどの犬がこのように静かにしていられるので、一緒に乗っていることになんの不都合を感じません。
犬と触れ合うとすごく癒されますよね〜
今回はペット先進国と呼ばれるドイツの秘密について書きました!
どうもありがとうございました!J