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翔子便りVol 1 フランクフルト晩秋の朝

みなさん初めまして糸井祥子です。
私は、今年の6月よりドイツのフランクフルトにて生活をスタートしました。
5ヶ月が過ぎましたが、その日々があっという間と感じるほど、自分にとって嬉しい出来事や、ビックリするような出来事、時には辛い出来事を体験することが出来ています。
そんなドイツでの出来事をみなさんにシェアできればと思っています。このような機会頂き、ありがとうございます。

今回の記事は、私が最近ドイツで体験した日本と違うところです。
それは、「朝、早く起きることが出来なくなった。」です。というのも、ドイツ(フランクフルト)の現在の日の出時刻が、7時10分なんです。8時頃まで薄暗いので、朝日をカーテン越しに感じることが出来ず、今まで通り朝早く目覚めることが出来なくなってしまいました。日本の日の出は、6時くらいでしょうか。たった1時間の差ですが、いままでそれに慣れていたので感覚が狂ってしまいます。

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ドイツの日照時間について
12月東京の日照時間が平均166時間に対し、12月ドイツ(デュッセルドルフ)は平均40時間。なんと東京の4分の1だそうです。(ドイツニュースダイジェスト参考)このように数字で比べてみると、改めて太陽が出ている時間が少ないことを実感しました。
そして日照時間が少ないと、太陽光を浴びる時間も短くなり、健康状態にも様々な影響を与えてしまうそう。特に問題なのが、ビタミンDという栄養素が不足してしまうこと。ビタミンD不足は、骨粗鬆症といった身体的な病症のみならず、冬季うつといった精神的な病症もあるんだとか。日本ではあまり耳にしない「冬季うつ」とは、特に気分の落ち込みや倦怠感といった症状が現れるそうです。
ビタミンDを摂取する一番手軽な方法は、そう太陽光を浴びること。しかし秋以降のドイツでは、それが難しいため、サプリメントなどを活用して摂取する人が多いそうです。私も早速ドラッグストアに行って、ビタミンDサプリメントを購入してきました。(ドイツのドラッグストアも日本と違う部分があって興味深いので、後日記事にしたいと思います。)

ドイツの冬は、暗くて寒い冬と言われています。今後の天気予報を見ても、曇り空が続いていますが、時より見せる太陽をできる限り浴びながら過ごしていきたいと思います。たとえまだ外が暗くとも、早起きできるようにがんばります・・・

今回の記事は、ドイツと日本の日照時間の違いについて書きました。読んでいただきありがとうございました!

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September.2023